The rock mound on the right side is an inserberg named Uçhisar, in which many artificial caves are formed. Visited during the field trip of JGU-Ankara University joint meeting.
(September 16, 2010, photo by Yuichi S. Hayakawa)
小コーカサス山脈から北流(写真左から右)するトヴス川は、本流であるクラ川に注ぐところで北向きの扇状地を形成する。その開析谷の比高は写真の地点で約60 m に及び、谷の内部には後氷期に形成された数段の段丘がみられる。現河床からは礫の採取も活発に行われ、対岸ではその工場からの煙が立ち上がっている。扇状地上を東西に流れる灌漑用水は、径2 m 超のパイプを通り、サイフォンとしてトヴスの深い谷を横断する。